2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧
1巻の途中だけれどおもしろいので2巻を買った。3巻はまだ文庫化されていないのか。 I巻の数学者 ツェノン、エウドクソス、アルキメデス デカルト フェエルマ パスカル ニュートン ライプニッツ ベルヌーイ家の人びと オイラー ラグランジュ ラプラース モン…
フェルマーの最終定理にまつわるお話。 ハヤカワ文庫の<数理を愉しむ>シリーズというのは、なかなかおもしろそうだ。多くの人が関わって解かれたという経緯はわかったが、その内容となるとまるでチンプンカンプンで絶望的な気分になった。
診察室のサイドに配置。やっぱりレーザープリンターはいい。 ただスキャナうまくいかず、白い画面がとりこまれるだけ。 スキャンを使うことはあまりなさそうなので、しばらくはこれでよいか。
「ある錯覚の未来」では、仮想の論敵に対して答える形でフロイトの主張が展開された。 「文化の中の居心地悪さ」の冒頭は、前著作へのロマン・ロランの感想を紹介するところからはじまる。ロマン・ロランによれば、宗教性の本来の源泉は多くの人が共有する主…
Das Unbehagen in der Kultur (1930) 文化の中の居心地悪さ(嶺秀樹・高田珠樹 訳 2011)「ある錯覚の未来」の3年後に書かれた続編的な著作であるが、こちらの方が幅広い話題に及んでおり、論調はより悲観的になっているように思える。3年の間に何があったの…
フロイトが愛読したというオランダ人ムルタトゥーリの著作。 日本語訳で手に入るのはこれだけみたい。 かなりの大作で読みきるのはむずかしいかな。訳者によるムルタトゥーリの解説は参考になりそう。
宗教を廃止した後に残るものは知性である。 強い情動の流れに対するのに知性の力はいかにも弱いのだが、他に頼れるものはないのだ。 知性の声はか細い。しかしこの声は誰かに聞き取られえるまでは止むことがない。(20-61) フロイトはオランダ人ムルタトゥ…
続から読んでみる。 夏目漱石作品の分析はおもしろい。悩むという行為は、内に葛藤や矛盾をかかえているからおこることだろう。葛藤がなければ悩まない。 本書の前作「悩む力」がベストセラーになったのには、題名とテーマが日本人の悩みをうまくとらえてい…