「フロイト研究会」再起動

「フロイト研究会」は、平成13年7月に私が初めて開いたホームページです。

当時はダイアルアップでインターネットに接続していて、そのプロバイダ(たしかIIJだった)が提供するホームページサービスを利用してアップしていました。
テキストエディタ―でhtmlファイルを編集して作った、シンプルなホームページでした。

平成15年3月にプロバイダが閉鎖されることになり、インターネット契約をOCNに移行しました。
OCNでもプロバイダサービスの一環としてPageOnというホームページサービスがついていたので、これを利用して「フロイト研究会」の引っ越しをしました。
パソコン上にあるhtmlファイルをFTPソフトで転送するだけなので、引っ越しは比較的簡単でした。

その後インターネット接続をダイヤルアップからケーブルテレビ(J-COM)のサービスに移行したのですが、OCNとの契約はメールとホームページだけコースに変更して残していました。

その頃はブログが流行りだしており、J-COMでもBLOGariというサービスを提供していたので、これに乗って『重元寛人「フロイト全集」を読む』を始めました。
1年半ほどは頑張って毎日更新に努めていましたが、だんだんまばらになってきたところ、自宅の方が引っ越しをすることになり、ケーブルテレビも解約することになります。

プロバイダに結びついたサービスの盲点でしたね。
最初からフリーのブログにしておけばよかった。
結局、ブログの方の引っ越しは完全にはできず、上記のリンクのように一部は「フロイト研究会」に、一部はFCブログの『新・重元寛人「フロイト全集」を読む』に移し、続けています、というか放置してます。

フロイト研究会」の方は、プロバイダのOCNが2015年2月28日をもってホームページサービスを終了したため消滅してしまいました。
まったく更新せずに放置してたのと、OCNメールも使わなくなっていたので、消滅したこと自体にだいぶ後になってから気づいたという・・・。

ホームページをできれば引っ越ししたいが、どうしたらよいか、しばらく考えていました。
最近は、「無料で簡単にホームページが作れる」というサービスがいくつかあるのですが、これらの多くは用意されたテンプレートを用いるもので、出来上がっているhtmlファイルをアップするには向かないようです。

独自ドメインを取得して、レンタルサーバ上にホームページをアップのが一般的な方法のようです。

いろいろ調べて、最終的にお名前.comというサービスを利用することに。
ドメイン名の種類によって価格が違うようですが、こだわりはないので格安の「数字.xyz」を利用し、「185656.xyz」というドメインを取得。10年分で税込み913円でした。
ちなみに、「185656」というのはフロイトの誕生日(1856年5月6日)からとっています。

レンタルサーバについては、アマゾン ウェブ サービス(AWS)を利用することにしました。
利用した分だけ課金される従量制のサービスで、最初の1年間は無料枠があるとのことです。

チュートリアルも充実していて、私は「独自ドメインを使用して静的ウェブサイトをセットアップする」
という項目をみながら、ファイルのアップロード、ドメインとの関連付けをやってみたところ、本当にできました。
経費としては、Route53というDNSサービスのところで0.56ドルが課金されていて、他は無料枠内に収まっているようです。

折角ホームページをアップしたので、これからも少しずつ整備していきたいし、放置していたこちらのブログなどもたまには更新したいかな、などと思っておりますが、・・どうでしょうか。