数学をつくった人びと〈1〉 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ) [文庫] E.T. ベル (著), Eric Temple Bell (原著), 田中 勇 (翻訳), 銀林 浩 (翻訳)

1巻の途中だけれどおもしろいので2巻を買った。3巻はまだ文庫化されていないのか。
I巻の数学者
ツェノン、エウドクソス、アルキメデス
デカルト
フェエルマ
パスカル
ニュートン
ライプニッツ
ベルヌーイ家の人びと
オイラー
ラグランジュ
ラプラース
モンジュとフーリエ
著者の視点が思い切り偏っているところがいい。
森毅による解説「ベルの本は数学者を聖化しすぎている気がしないでもない。数学者でも、行政官になったり革命家になったりした人がいるが、その部分を数学者としての部分より低く見ているような気がする。」
森毅には、ベルのユーモアがわからないのかなあ。