2012-08-23 数学をつくった人びと〈1〉 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ) [文庫] E.T. ベル (著), Eric Temple Bell (原著), 田中 勇 (翻訳), 銀林 浩 (翻訳) 1巻の途中だけれどおもしろいので2巻を買った。3巻はまだ文庫化されていないのか。 I巻の数学者 ツェノン、エウドクソス、アルキメデス デカルト フェエルマ パスカル ニュートン ライプニッツ ベルヌーイ家の人びと オイラー ラグランジュ ラプラース モンジュとフーリエ 著者の視点が思い切り偏っているところがいい。 森毅による解説「ベルの本は数学者を聖化しすぎている気がしないでもない。数学者でも、行政官になったり革命家になったりした人がいるが、その部分を数学者としての部分より低く見ているような気がする。」 森毅には、ベルのユーモアがわからないのかなあ。