『ダークナイト ライジング』

映画「ダークナイト ライジング」みてきました。
アメリカでの無差別乱射事件の件もあったし、前作(ダークナイト)のような作品かと思い不安だったのですが、予想と違いわりとオーソドックスな感じでよかったです。

<以下ネタバレ>

原題は"THE DARK KNIGHT RISES"なのに、なぜ日本では「ライジング」なのか。
ここは現在形であることがポイントだと思うのです。
ダークナイトはライズするんだ、っていうような普遍性を感じさせる言い方。

簡単に言えば、
「立て、立つんだ、バットマン!」
という映画でしたね。それが良かった。

今回の悪役ベインは、前作のジョーカーほど際立ってないんですがかえってよかったですね。
バットマンの再生物語ですから、悪役が主役を食ってしまってはいけない。

そして謎の女泥棒として登場したセリーナ・カイル。これがかっこいい。そして、最後にバットマンに協力する。味方の女性がドンデン返しで寝返るので、それと対照的で一層ぐっときました。

あとはジョン・ブレイクという今回初めてでてきた警官が、しぶくてかっこよかったです。

<以下、完全にネタバレ>

自ら犠牲になってゴッサムティーを救うというエンディング、かと思いきや実はバットの自動操縦を使って生き延びていたかもしれないという・・どんでん返しのどんでん返しにニヤリとさせられました。
やはりヒーローには死んでほしくない。
もしかしたら、さらに続編もあるのかも。

<予告編>
劇場で予告編として流れていた、こちらも観たい。