映画『ジャンゴ 繋がれざる者』
<ネタバレというほどではないけど、面白いか面白くないか、結末が予想どうりだったか、意外な展開だったか、などについて語っています。>
クエンティン・タランティーノ監督作品は初めてでしたが、面白かったです。
「続・荒野の用心棒」という作品のオマージュみたいですね。
知らなくても楽しめました。
前半は予告編で想像していた通りのユーモラスな話で、このまま短く終わっても十分面白かったと思います。
しかし、
クライマックスか、というあたりで「えーっっ!?ナニコレ?」という感じになって。
びっくりしましたねえ。
この監督の作風なんでしょうかね。
予告編で想像させた路線から途中でガラリと変わるっていうのは、最近ありがちなような気もするので、一つの販売戦略なのかな。
でもよく考えると、主人公はジャンゴなんだし、あのままそれなりに終わってしまってもなんですね。
振り返って考えてみれば、納得のできる展開ではあったかと。
って観ていない人にはなんのことやらでしょうが。
R15+指定ということで、銃をバンバン撃ちまくるような残酷描写がたくさん出てきます。
黒人差別の問題という問題をこういう風に扱っているっていうのも、いろいろ批判もありそうな気もしますが。
久しぶりに新ジャンルの映画で、新鮮に楽しめました。