「ある錯覚の未来」を読む

「幻想の未来」として知られている著作であるが、今回の全集ではIllusionを「錯覚」と訳すことになったようで「ある錯覚の未来」。
ここで言う「ある錯覚」とは、宗教のこと。文化における錯覚たる宗教、その未来はどうなるのか、あるいはどうすべきなのか、ということについて考察した著作である。

錯覚。やはりどうも慣れない。「宗教は幻想である」という方が良かったような気がする。ま、この点については、また後で考えることになるだろう。